「ツイッター部長のおそれいりこだし」

つい先日、Webコンポーザー学校にもゲストで出演していた、テーブルマーク株式会社のツイッター部長末広栄二さん。話の内容がとても楽しくてかなり気になったので、末広さんの書かれた本「ツイッター部長のおそれいこだし」を買ってみた。


この本はとても面白いと思う。ツイッターを利用して自分がメディアを作ること、ただ単にツイッターでフォロー数を増やしたり、ちょちょっとコメントを残したりしているだけの自分が残念に思えてくるくらいの積極性。本当に頭が下がる思いであり、またここまで楽しんで仕事を出来るのは本当に良いなあと素直に感じてしまう。


もし会社の上司の人がこの本を読んで「よしうちの会社のツイッターもこの位やるべきだ」と思って部下の人にやらせようと思うのなら、それだけは止めてください。無理です。こんなに出来る人は滅多にいません。自分自身のことだってここまでは出来ないだろうなあと、本当に思います。人それぞれの才能が、末広さんにとってのTwitterであったのだろうなと思います。


この本の良いところは、ツイッターって楽しいよ、というのと、自伝的要素がおおいことで、決して自己啓発本ではないことです。「あなたにも同じ事が出来ます、さあやってみましょう」とか言われても、ちょっと同じは無理です。でもヒントはたくさん含まれていて、読んでいて楽しい本ですよ。