ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所

先日旅行でニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所に行ってきました。実はこの場所には去年も行ったので2回目なのですが、とても雰囲気のいい場所で、またちゃんと工場として稼働しているというところがなかなかいいのです。



ウイスキーの製造自体が非常にシンプルなのもありますが、石炭で温める蒸留装置は、今では世界的にもここくらいでしか使っていないそうです。その他にも長年使っている施設が多く、ここにはゆったりとした時間が流れているんだろうなあと、思えてきます。


創業当時、はじめの仕込みから出荷までには数年かかったそうですが、今のネット社会では数年たったらもう技術なんてガラッと変わってしまうのですから、そのあたりは業種の違いだけでなく、隔世の感がありますね。それはともかく。


こういう工場見学って、小学生や中学生の頃にはあんまり面白いとは感じませんでしたが、大人になってからのほうが他の業種がきになるというか、楽しく感じますね。大きな企業では工場を魅せる方法も、それが回りまわって商品価値につながるということもわかってやっているんだろうなあと思うのです。