開放F値の明るいレンズ

先日フォクトレンダーから、マイクロフォーサーズ用の25mm F0.95というレンズが発表になりました。


http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/micro-ft/index.html


マイクロフォーサーズとはいえ、F0.95はかなり明るいです。25mmだと35mmカメラ換算で50mmなので、すごく明るい標準レンズという感じなのでしょう。マイクロフォーサーズだともともとの受光部分が小さいので比較的ボケにくいのですが、これだけ開放F値が明るければ、かなりのボケも期待できるのではないでしょうか。ただし、ピントはかなりシビアになるとは思います。


昔、CANON EOS10というフィルムカメラを使っていた頃 50mm F1.0というレンズを使う機会がありました。これもまた相当明るいレンズで、ピントなんかAFが無かったら非常に合わせにくいなあという記憶があります。ISO100のフィルムでF1.0開放だと確か倉庫のような薄暗いところでも1/125でシャッターが切れた記憶があります。今のデジカメだったらISOのコントロールがしやすいので、ここまで明るさにこだわらなくてもいいかもしれません。でもその浅い被写界深度はなかなか真似出来ないのでしょうが。


ちょっとお値段が高いので手が出しにくいのですが、EOS用に比べたらずーっとお買い得。明るいレンズが好きな方を中心に結構売れるんじゃないかなと思うのです。